ネットで見つけたMSX向け画像編集ツールまとめました。嬉しいことに最近どんどん増えてきました。WebアプリでリリースされているツールはPCだけでなくスマホでも動くかもしれませんね!?
Z80アセンブラ・C言語等の開発関連ツールは別ページにてまとめています。
- 閲覧系アプリ
- 画像作成・画像変換系アプリ
- SCREEN2 画像変換 for MSX(オンライン SCREEN2変換ツール)
- SCREEN4 画像変換 for MSX(オンライン SCREEN4変換ツール)
- MSX Screen Converter(オンライン MSX向け各種画像コンバータ)
- Dithertron(オンライン 汎用レトロPC向け画像コンバータ)
- BMP to MSX(BMP→SCREEN2~12画像変換)
- TINY Bitmap Converter(各種画像形式→SCREEN1~12画像変換)
- BMP → YJK変換(BMP→SCREEN10・12画像変換)
- SCREEN10+SCREEN5合成ツール
- convert9918
- GSRLE(グラフサウルス圧縮形式への圧縮ツール)
- LOADSRD(グラフサウルス圧縮形式への展開ツール)
- エディタ
- フォント
- 特設:Webブラウザで動く「オンラインMAGローダー」
閲覧系アプリ
MSX BASIC Viewer(オンライン BASICプログラムビュアー)
Webブラウザ上でMSX BASIC形式のファイルを閲覧できる、Webアプリ。MSXのフォントがWebフォント化されていて、本来は表示できないGRAPH文字も読める!
MSX BASIC VIEWER(オンライン BASICプログラムビュアー, jig.jp版)
Webブラウザ上でMSX BASIC形式のファイルを閲覧できる、Webアプリ。IchigoJamで知られる株式会社jig.jp 創業者&会長・福野泰介さんが開発。
DumpListEditor(ダンプリストのOCR支援ほか)
元々は各種レトロPCの雑誌に掲載されたダンプリストのOCR(スキャナによる文字認識)の結果を補正しやすくする、Windows用のアプリ。最新版はBASICプログラムの閲覧(MSXにも対応)やテープイメージの補正など、多様な機能が追加されています。
MSX Graphic Viewer(オンライン BSAVE画像ビュアー)
Webブラウザ上でMSXの画像ファイルを閲覧できる、Webアプリ。BSAVE形式・COPY形式に対応。
COLCOMBG(スプライトの重ね合わせによる組み合わせ色の一覧表示)
twitter.comhttps://t.co/AHf13RVfKk
— うにスキー (@uniskie) 2022年8月12日
MSXツールSAMPLE置き場に
COLCOMBG.BAS 追加
スプライトモード2のCCビット使用時のカラー組み合わせリストを表示します。
任意のカラーパレットで表示したい場合
1020 BLOAD"PALETTE.SC7",S:COLOR=RESTORE
のような感じで画像読み込み&パレット適用を追加で#MSX pic.twitter.com/SDPivbefGQ
違う色のスプライト2枚をORで重ねると3色目が出るという、スプライトモード2のCCビット使用時のカラー組み合わせリストを表示する、MSX実機用のアプリ。
画像作成・画像変換系アプリ
SCREEN2 画像変換 for MSX(オンライン SCREEN2変換ツール)
Webブラウザ上で任意の画像ファイルをSCREEN2の画像データへコンバートできる、Webアプリ。変換に用いるデフォルトカラーをMSX1(TMS9918)または MSX2(V9938)のどちらかを選択できます。
SCREEN4 画像変換 for MSX(オンライン SCREEN4変換ツール)
Webブラウザ上で任意の画像ファイルをMSX2用SCREEN4の画像データへコンバートできる、Webアプリ。上のSCREEN2画像変換との違いは、SCREEN2の場合はデフォルトカラーで色変換するのに対し、SCREEN4は元画像の使用色から取捨選択された16色で変換されることです。
MSX Screen Converter(オンライン MSX向け各種画像コンバータ)
MSX Screen Converter使ってMSX1のSCREEN2に変換。思ってたよりも自然な感じに
— KUMO (@kumokosi) 2020年5月19日
テレビの地上波で電波乱れるとこんな感じでしたよね…
#sailormoonredraw pic.twitter.com/BZ29lU0cmt
任意の画像データをSCREEN 2・5・6・7・8・12の画像データへコンバートできる、Webアプリ。プレビュー画像(PNG形式)のほか、BSAVE画像がそのまま出力できるのが便利。
注意点としては、アップロードできる画像のデータ容量は400kBytesと少なめなのと、BSAVE形式で出力した画像ファイルにはパレットテーブルの情報が保存されないので出力時に生成されるBASICプログラムも保存してそれを実行する必要があります。
Dithertron(オンライン 汎用レトロPC向け画像コンバータ)
任意の画像データをMSX1(TMS9918)用カラーや他のレトロPC向けへコンバートできる、Webアプリ。これホントにSCREEN2の画像?と二度目してしまうくらい高品質なディザリング処理が魅力。出力されるデータは「PNG形式」と「バイナリデータ」の2種類。「バイナリデータ」はMSXのBSAVEヘッダが付加されないので注意。
BMP to MSX(BMP→SCREEN2~12画像変換)
BMP形式画像データをMSXのSCREEN2・3・4・5・6・7・8・10(11)・12へ変換できる、Windowsアプリ。個人的に大変お世話になっている、定番のツール。
元のBMPデータの解像度は、予め256×212(192)ピクセルまたは512×424(384)ピクセルに整形しておくことをおすすめします。
TINY Bitmap Converter(各種画像形式→SCREEN1~12画像変換)
各種画像ファイルをMSXまたはPC-6001の画像へ変換できる、Windows用アプリ。入力画像の色補正機能やSCREEN1用画像が作成できるのが他とは無い特徴。
BMP → YJK変換(BMP→SCREEN10・12画像変換)
BMP形式画像データをMSX2+のSCREEN10(11)・12へ変換できる、Windowsアプリ。上記のBMP to MSXと変換アルゴリズムが違うので、仕上がり結果も変わります。
SCREEN10+SCREEN5合成ツール
MSX2+の自然画モードであるSCREEN10の画像とSCREEN5の画像を合成して、1つのデータで保存できる、MSX-DOS用アプリ。
convert9918
GSRLE(グラフサウルス圧縮形式への圧縮ツール)
https://t.co/iSHEFb0Ld1
— うにスキー (@uniskie) 2022年8月7日
GSRLE更新
同じSR7でもBSAVEとグラフサウルスではサイズの計算方法が違うため、そのあたりの修正。
デフォルトのヘッダからサイズを判定するときの修正です。
(以前のものでも実質的に問題なし)
(/212や/256/や/cpで強制指定の場合は関係なし)#MSX pic.twitter.com/SOLFhx4ZrP
MSXの定番ペイントツール「グラフサウルス」専用圧縮データを実機無しに作成できる、Windowsアプリ。いわゆるBSAVE画像ファイルからグラフサウルス専用圧縮形式ファイルへ変換します。
LOADSRD(グラフサウルス圧縮形式への展開ツール)
https://t.co/xdlAWcA4WA
— うにスキー (@uniskie) 2022年8月3日
BSAVE&グラフサウルス画像ローダー
パレット周りですが
パレットセーブとBSAVE機能をパパッと付けました。
画像表示中に
"P"でPL?ファイル保存
"B"でBSAVE
左右キーでパレットトラックを選んでからBでセーブできるので、グラフサウルス付録のPLTLNK.BASより楽かも?#MSX pic.twitter.com/rw3TVm3JZv
MSX実機で動作する「グラフサウルス」専用圧縮データのビュアー(展開ツール)はこちら。BSAVE形式画像への出力も可能。
エディタ
TinySprite(オンライン スプライトエディタ)
Webブラウザ上でMSX用スプライトデータをデザイン・出力できる、Webアプリ。スプライトデータはDATA文で出力されます。
S・S・T(MSX2用スプライトエディタ)
MSXのスプライトデータを編集・出力できる、MSX BASIC用アプリ。MSX2以降に登場した「スプライトモード2(2枚重ねのOR演算で3色表示)」に対応するデータを作成できるのが特徴。MSX・FANの「ファンダム」で採用された逸品が、作者本人より直接ネットで配布中。
EDIO2(オンライン PCGエディタ)
Webブラウザ上でMSX1用多色刷り(いわゆるSCREEN1.5モード)の ドット絵を作成できる、Webアプリ。
piroPAINT 9918(SCREEN2ペイントツール)
twitter.com※piroPAINT9918とは:MSXのフルスクリーン画像を作成する為に作成されたWindows用のペイントツール。公開後に頂いたご意見、ご要望をもとにぼちぼちとVer.UPを繰り返し、終いにはP6や88の画像作成が可能に。(公開場所はTwitterのプロフ欄をご参照下さい)
— ぴろやん (@piroyan) 2016年3月8日
横8px毎2色の厳しい制限を求められるMSXのSCREEN2画像を描ける、Windows用のTMS9918風ペイントツール。2色を混色した中間色(タイルパターン)にも対応。
99x8Edit(SCREEN2 PCG・スプライト・マップエディタ)
タイル・スプライトエディタ、現時点のを以下に公開してみます。たぶん動くと思うhttps://t.co/Dfo2bZtKPI pic.twitter.com/m51Di68OCC
— 宮内悠介 (@chocolatechnica) 2022年8月6日
小説家の宮内悠介さんが文筆活動の合間にMSX向けの画像を制作できるWindows用アプリを作ってしまわれた!
宮内悠介さんの99x8Edit、動きました!PCGエディタ・スプライトエディタ・マップエディタがセットになってる。MSXに限らずTMS99x8を扱うハードならどれにでも使えそう。今のところ使い方が全然分からないけどそのうち慣れるだろう…。アプリのリリースをありがとうございます。 https://t.co/utnD0CDgQm pic.twitter.com/aDLzwVK9qd
— Takashi Kobayashi (@nf_ban) 2022年8月9日
PCGエディタ・スプライトエディタ・マップエディタが付属。MSX(BSAVE形式)へのエクスポートにも対応。
SZMFE(鈴見咲フォントエディタ。SCREEN 2/4 タイルマップエディタ)
こんにちは。自分はここ何年かはマップエディタ兼ねてSZMFEですね。性質上3枚あるパターン/カラーテーブルの1枚分しか表示できないのが難ですが、8枚分切り替え可能なので重宝しています。https://t.co/Q2ykQAWGmN pic.twitter.com/4m1RlykGzx
— むらかたとうじ/村方凍二💾 (@ipheion78) 2020年6月8日
SCREEN2/4に対応するマップチップ(いわゆるPCG)とマップがエディットできる、鈴見咲君高さん制作の実機用アプリ。
D2E・E2D(DD倶楽部←→SZMFE 相互変換ツール)
前述「SZMFE」とT&Eソフトのペイントツール「DD倶楽部」のスプライトエディタ SPE5用データを相互にデータ変換する、MSX-DOS用アプリ。DD倶楽部のアニメーション機能でゲームキャラの動きを確認するために作られた、という。
DD倶楽部→SZMFEが「D2E」、その逆変換が「E2D」。
使い方、D2E編(要MSX-DOS)https://t.co/fjhn4J5VTr
— むらかたとうじ/村方凍二💾 (@ipheion78) 2021年8月29日
D2E ファイル名(.DAT 省略可)⏎
ファイル名.EPGと.PL5を生成します。
パレット(.PL5)は.DATの1,2が反映されます。
.EPGはSC2/4の仕様上、1ライン2色までルールを破ると変換画像は化けますのでご注意ください。 pic.twitter.com/Bpd7fKAJgX
使い方、E2D編(要MSX-DOS)https://t.co/QchtmcaNbn
— むらかたとうじ/村方凍二💾 (@ipheion78) 2021年8月29日
E2D ファイル名(.EPG省略可)⏎
.EPGファイルを.DATに変換します。
PL5ファイルがあれば、1番目と2番目が反映されます。
なければMSXデフォルトの色が充てられます。 pic.twitter.com/ThYBacDpyy
SZMFEのパターンデータをBMP形式に変換する「E2B」というMSX実機用アプリもあります。
おまけ、E2B(要MSXDOS)https://t.co/9eecd0EbHW
— むらかたとうじ/村方凍二💾 (@ipheion78) 2021年8月29日
SC2/4レベルのSZMFE .EPG パターンデータを BMPに変換します。これは近いうちに記事で公開される予定のシンギュラーストーン全体マップのためTiled向けに用意したツールで.PL5がないと変換されません。マップデータCSV変換もあるのだが、いつの日か。 pic.twitter.com/jtSgHdPfMA
こんなに時間が経ってから、SZMMP, SZMKO ばかりか SZMFE に言及する方が現れるとは… https://t.co/O8H2zuP82K
— 鈴見咲 君高 (@szmzk) 2021年9月1日
SZMFE作者の鈴見咲君高さんもビックリ。
nMSXtiles(SCREEN 2/4 タイルマップ・スプライトエディタ)
SCREEN2/4に対応するマップチップ(いわゆるPCG)やスプライトがエディットできる、macOS・Windows用のツール。
導入事例はこちらのブログが参考になります。
フォント
Image To Font for MSX(オンライン フォントコンバータ)
Webブラウザ上で任意のフォント画像からMSX用フォントファイル(BSAVE形式のバイナリーデータ)を作成できる、Webアプリ。
特設:Webブラウザで動く「オンラインMAGローダー」
個人的に思い入れがあるのでコーナー化。MSXのBSAVE画像を2DDのフロッピーへ大量に保存するため、私は何らかのデータ圧縮をかけていました。特にMAGフォーマットは可逆圧縮が可能だしMSXにも対応していたので'90年代当時は大変重宝していました。
MAG形式画像ファイルのサンプル(MSX SCREEN7)はこちら → https://p.gigamix.jp/devmsx/cg/MSXUTILS.MAG
RECOIL - Retro Computer Image Library(オンライン 各種レトロPC用画像ビュアー)
Webブラウザ上でMSXを含む465種類もの各種レトロPC用画像ファイルを閲覧できる、Webアプリ。MSX向けとしてはBSAVE形式・グラフサウルス形式のほか、MAG・MAKI・PI・PICといった'90年代の日本のパソコン通信で流通したファイル形式にも対応しているのが凄い!
JavaScript PIC/Pi/MAG/MAKIファイルローダー(オンライン 各種画像ローダー)
Webブラウザ上で動作する、PIC/Pi/MAG/MAKIファイルローダー。
http://raimeiji.s1006.xrea.com/labo/pmloader.htmlraimeiji.s1006.xrea.com
HTML5 まぐろーだー(オンライン MAGローダー)
Webブラウザ上で動作する、MAGローダー。MSXのSCREEN7画像は縦方向が半分に潰れます。
タイトル画像の原画は、Free PhotosによるPixabayからの画像