【2022.02.22更新】 ver.2.01をリリースしました。
巷によくある仮装大賞のパネルをMSXパソコンで再現しました。皆さんの、謎の努力と技術の結晶により作られた、謎のコンテンツ。
- ダウンロード
- バージョンアップ履歴
- マニュアル
- BGMデータが誕生するまで
- MSXplayというツールで複数人での共作が出来るのはすごい件
- 「仮装大賞パネル」をMSXで作ってみる
- MSX版「仮装大賞パネル」制作の裏側
- 製品情報
ダウンロード
ソフト名 | MSX版「仮装大賞パネル」ver.2.01 |
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ハード | MSX2(VRAM 128KB)、MSX2+、MSX turbo R 要:MSX-MUSIC及びその互換品、コナミのSCCカートリッジ及びその互換品 |
対応OS | MSX-BASIC ver.2.0 以降 |
作者 | プログラミング・グラフィック:nf_ban(Gigamix) BGMデータ作成:焼飯太郎、たかを、gary、らいきんぐ! BGMデータ制作環境(MSXplay)提供:DSA SEドライバ提供:鈴見咲君高 協力:ものすごく沢山 (敬称略) |
リソース | ディスクイメージ KASOU.DSK 2022.02.22, 737280 Bytes |
バージョンアップ履歴
- 2022.02.22:ver.2.01をリリース。らいきんぐ!さんのスタートSE最新版を実装しました。
- 2022.02.14:ver.2をリリース。システム改良による処理速度の向上、らいきんぐ!さんのスタートSEを実装しました。
- 2022.02.07:ver.1をリリース。
マニュアル
- スペースキー または ジョイパッドのAボタン…1点ずつカウントします。15点以上で「合格」。15点未満の状態で4秒間カウントしないと「不合格」。上限は20点です。
- ESCキー または ジョイパッドのBボタン…リセットします。
BGMデータが誕生するまで
日本人なら誰でも一度は観ているかもしれない歴史のあるテレビ番組「欽ちゃん&香取慎吾の仮装大賞」の各種サウンドエフェクトを、よりによってMSXパソコンの3大メジャー音源(PSG・OPLL・SCC)を使ってどこまで実物に近づけるか?という識者の方々による謎のチャレンジプロジェクトがtwitterのMSXクラスタで発生していました。
昔懐かしの作曲技術 MML(Music Macro Language)で今回作曲されたBGMデータは当クラブでメンテナンスしているMSX用ミュージックドライバ「MGSDRV」で再生可能なデータ形式でした。MGSDRV形式MMLのオンライン制作環境であるWebサービス「MSXplay」上で次々とシェアされてゆくBGMデータのクオリティが日に日に向上していくさまをリアルタイムで見ていたため、ワクワクしながら行く末を見守っていました。行き着く先には、何が待っているのか…
伝説の始まり
伝説はここからはじまる。
元マイクロキャビンの新田さんに話が振られる(新田さんは最近MSXのFM音源を用いた音楽活動を再開していた)。
不合格ジングルの誕生
焼飯太郎さんがMMLを書き始める。
初版のデータがついに公開される。ここから怒涛の勢いで識者の皆さんがわいのわいの語り始める(追いきれませんので上のツイートでTLを見てください)。
たかをさんが、鐘の音を作り始める。
ここで二人の合作になる。
斯くして「不合格ジングル」完成!実機で鳴る音とは思えないクオリティ!
合格ジングルの誕生
持ち点ランプをあと一押ししたくなる完成度ですね😂
— ぎゃぶねこ (@gyabuneko) 2022年2月3日
いいねが80を超えると合格版が出ますか?
— gary (@keijiro_im) 2022年2月3日
「不合格」があるのなら、「合格」も欲しくなる機運が高まる。
これほど反響いただけたなら、合格BGMも作らなきゃな、とは思ってます!
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月3日
その際、途中の不思議効果音(ブワンブワンブワン…って音)については、名人の皆さんの知見をお借りしたいなと・・
ありがとうございます!
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月3日
そうなると合格BGMも作らなきゃいけなくなり、途中のボワンボワン言ってる謎効果音はどうやって再現しよう?と悩んでいますw
焼飯さん、けっきょく作り始める(笑)
解析してみると、中間あたりから始まる連続した↑↑↑↑
— gary (@keijiro_im) 2022年2月3日
がそれっぽいですね。ちょっとずつ音程の上限があがっていってますね。 pic.twitter.com/R3NFwPoXhU
— gary (@keijiro_im) 2022年2月4日
合格ジングルに含まれるボワボワ…という特徴的な音。garyさんが波形を測定し始める。
SCCは難しそうですね。SCCで再現できると他パートが相当余裕ができますね。
— gary (@keijiro_im) 2022年2月4日
と言っておきながらFM音色ありで私もチャレンジしてみましたhttps://t.co/wBQo3cHywP
やっぱFM音源いいですね!アナログっぽい音で近い感じがします。
— たかを🎯 (@takawo_n) 2022年2月4日
もうすこしいじってました。音域の上下はポルタメント使った方が自然だったかぁ😅https://t.co/rYECnRURNo
演奏本体を打込みました。
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月5日
MMLテンプレのブラスを利用し、@6と互い違いに並べて。
PSGでティンパニどうにか再現できないかなと試行錯誤しましたが、無い方がマシな産物だったのでカットしました・・https://t.co/fgMXNiawka
ここで、3人の合作となる。
ティンパニ足してみました!https://t.co/tK8KSldzra
— gary (@keijiro_im) 2022年2月5日
ティンパニは以前作り込んだので使ってみました。
— gary (@keijiro_im) 2022年2月5日
オリジナル音色を倍音で鳴らすとティンパニっぽさが増しますが、ちょっと硬すぎますかね
丸みを出したいときは@ 9を混ぜるというのが私の使い方になってます
2chともオリジナル音色バージョンhttps://t.co/A6MaIJAx8R
凄いことになってきてる〜!!
— 新田忠弘【Tadahiro Nitta】Bandcamp始めました。 (@TadahiroNitta) 2022年2月5日
(((o(*゚▽゚*)o)))♡ひょえ〜!、
ティンパニが追加。これが隠し味のように効いてくる。
garyさんの最初のティンパニ追加バージョンで、ビュワビュワ音を再調整してみました!https://t.co/fYNqChJhOZ
— たかを🎯 (@takawo_n) 2022年2月5日
ありがとうございます!
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月5日
まとめてみました!
(ティンパニの譜面も耳コピしました)
※音量調整再投稿https://t.co/DnV8qyfzDa
「合格ジングル」も出来ました!
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月6日
曲中の「ブワンブワンブワン…」というSCC効果音をたかをさん(@takawo_n)、OPLLのティンパニ音色をgaryさん(@keijiro_im)に作っていただきました。#MSX #MSXplay #OPLL #YM2413 #SCC #CHIPTUNE #欽ちゃんの仮装大賞https://t.co/qKZZhx21XC
「合格ジングル」完成!こちらも凄い完成度!
スタートSEの誕生
ここまできたら、やるしかないんじゃないかという気がしてきたので作ってみました!
— たかを🎯 (@takawo_n) 2022年2月7日
例のアレです。
まずは仮ということで…。ツッコミ大歓迎です!https://t.co/cJS99MBaSN
たかをさん、「スタートSE」を作り始める(笑)
この音がありましたか!
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月7日
全然気にしてなかった・・!
録音して、ピッチはそのままに再生速度を引き延ばして聴きまくっています。
む、むずかしい・・
高い方 G → → → → > D
低い方 D → → → → A
多分こんな感じかと思います。
高、低、どちらが先に鳴り出しているんでしょう・・?
作り始めてから気づいたんですが、このSE難しいですね…w
— たかを🎯 (@takawo_n) 2022年2月7日
高と低の2音が超小刻みに完全5度の間で↑↓↑↓という感じに揺れてるんですよね。
続きは明日にします…w
スペアナで確認したら、先に止まる音と、最後まで動いてる音が・・
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月7日
ひょっとして、スタート地点は同じ位置(完全1度)で、徐々に広がって最終的に完全5度になるのかも?と思いました。
自分も今日はギブアップですww pic.twitter.com/YzbVylNZGw
スロー再生してみると、聴こえてくる音もありますね。
— gary (@keijiro_im) 2022年2月8日
エネルギー充電中みたいな音が聞こえますね。 pic.twitter.com/SlP3sBgTIS
あーでもない、こーでもないとちょこちょこいじってみました😅
— たかを🎯 (@takawo_n) 2022年2月8日
'_' 使ったベンドって '&' でなかなか綺麗に繋がらないですね…(SCCだからかも?) 段階が聞こえてしまいます…https://t.co/JknvgFsfvj
ポルタメントのカーブを更に分割し、より
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月8日
「急発進、ゆるブレーキ」
っぽさを狙ってみました!
今気付きましたが、SCCのランダム音色も効いてますね!https://t.co/Ksu7W8MviK
今回は音が複雑に入り組んでいて難儀なようです。
garyさんの触られたSEが最新版ということで間違いないでしょうか…?
— たかを🎯 (@takawo_n) 2022年2月10日
私的には完璧で、もう手を入れるところが思いつかないです。
お二人的に問題なければ完成ということでどうでしょう?
エンベロープが&で1ステップ削れる件は、DSAさんの修正案だと今回のSEへの適用は難しいかなと思っています…。
これでどうでしょう
— gary (@keijiro_im) 2022年2月10日
音色だけですhttps://t.co/OypzvmW5EN
オリジナル音色の調整が利いてますねー!
— たかを🎯 (@takawo_n) 2022年2月10日
おもちゃ音源では欠けている周波数が再生できているのではないか思える出来ですよね。明日締め切りでおkだと思います!
(ここまでくるとCD音質の原音が聞いてみたい気もしますが…見つかったとしても止めた方がいいですねw
ほぼ完璧な音が完成したと思ったら。
— itoken(SND-L/KSND)【公式】🆗 (@SNDR_SNDL) 2022年2月10日
おもむろに新素材が投入される。その音源はとてもクリア。
・・なんてクリアな・・
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月10日
そして色々新事実を聴いてしまった気がする・・
itokenさん、えらいものツイートしてくれはりましたね…
— たかを🎯 (@takawo_n) 2022年2月10日
分かった新事実
— たかを🎯 (@takawo_n) 2022年2月10日
・開始の遅延すごくね?(garyさんの記憶は正しい!
・思ってたより音数が重なってた
他にありますかね?
さて…
・先に鳴るセクションの方がポルタメントの音程が広い方
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月10日
・後に鳴るセクションの方が高周波が際立ってる方
取り合えず気付いたのはこの辺ですね。
素材の音質向上で見えなかった要素が見えるようになり、今までの根底が覆る。
SpectralLayerで分離できた部分 pic.twitter.com/GR2qMQDqhd
— gary (@keijiro_im) 2022年2月10日
とりあえず冒頭の休符だけ変更してみました。
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月10日
およそ100ミリ秒のずれはR32に相当。https://t.co/NGnnWsx5wN
PSGの2ch目の休符を外すのを忘れてました。
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月10日
(ものすごい勢いでURL消費しちゃって大丈夫かな・・)https://t.co/nk5dCf1ok9
itokenショックwww
— たかを🎯 (@takawo_n) 2022年2月10日
いやでも、高低音の音色が原音の雰囲気を十分に出せていて、そこに救いを感じましたよw
最後の方は高音がもう少し上がる感じですね。
試行錯誤を経ていよいよ完成に近づいたと誰もが思っていたタイミングで。
いろいろ手を使って見たのだけど、ここらへんが限界(スペクトルグラム追うのが面倒…orzhttps://t.co/DBOe9UG7UQ
— らいきんぐ! (Pf→Pf→M) (@liking_birds) 2022年2月11日
らいきんぐ!さんが飛び道具を出してくる。使用トラックが a から e までということは、OPLL 5音で再生している!?
再現度が極まっている・・・
— ぎゃぶねこ (@gyabuneko) 2022年2月11日
これはスゴい! https://t.co/nUQmagytUr
おおおおおお!!!
— たかを🎯 (@takawo_n) 2022年2月11日
これは、オリジナルと一緒に並べて「どっちが本物だ?」して迷うレベル…!
そしてMMLの細かさがハンパない…!!😅 https://t.co/Cov1NudNWU
すごすぎます!
— なると (@naruto2413) 2022年2月11日
もはや、ブラインドテストしても区別つかないレベル…!
今までの流れも拝見していたのですが、
— unn4m3cl (@unn4m3cl) 2022年2月11日
こちら聴いた瞬間あまりに凄いので咳き込みました。😆
原曲とほとんど見分けが付かない驚愕のMML。
MML生成は表計算ソフトに頼ってしまいました…m(_ _)m。
— らいきんぐ! (Pf→Pf→M) (@liking_birds) 2022年2月12日
しかもMML生成よりも、周波数変化を目で追うことが一番労力が掛かってまして、目がちょっとかすみ気味…orz。
うーむw スペクトルグラム見ながら1ステップずつ写経していくのは、また新たなMML伝説が...w
— itoken(SND-L/KSND)【公式】🆗 (@SNDR_SNDL) 2022年2月12日
実はこんなシートを作ってまして、1/30秒単位のMMLすべてを自動で吐くようになっています(^^;。
— らいきんぐ! (Pf→Pf→M) (@liking_birds) 2022年2月12日
周波数変化のテーブルは全部で6パターンあって、MML生成後にマージする(+オクターブ違いを作る)ことで、MSXplayに反映しています。 pic.twitter.com/DTJ2kdSugu
「更新頻度40Hzくらいの周期で鳴らしたい」とか「周波数変化のカーブをもうちょっと正確に追いたい」とか、なんか色々出てきまして…(^^;。
— らいきんぐ! (Pf→Pf→M) (@liking_birds) 2022年2月12日
次に気力が出たときに、もうちょっと格闘してみようかなぁと思っています。
音色のML比を本当は12:1にしたかったのだけど、エイリアスがひどくて聴けなかったので却下…orz。
— らいきんぐ! (Pf→Pf→M) (@liking_birds) 2022年2月12日
8割ほど満足していたスタートSEなのですが、盛り上がっていたスレなどを見返したりして、残り1割半くらいを煮詰めてみました。より原音に近づいたと思うので、上げておきます。
— らいきんぐ! (Pf→Pf→M) (@liking_birds) 2022年2月19日
なお、コンパイル後の容量は1131bytesになります。https://t.co/D4I59Ja0t2
らいきんぐ!さんによる、スタートSEの改良版、リリース(ver.2.01にて実装)。
前作でも十分過ぎる程の完成度なのに、更に磨きをかける らいきんぐ!さん 凄過ぎです!😆
— D.M.88 (@DM46374635) 2022年2月22日
波形やスペクトルグラムを見ていくうちに、差が気になってしまい、すこし時間と気力が取れたので、頑張ってみました(^^)。
— らいきんぐ! (Pf→Pf→M) (@liking_birds) 2022年2月22日
ちなみに、原音はフェードアウトが線形で落ちていくのですが、それを再現するのが地味に大変でした(また表計算ソフトの力を借りました…
MSXplayというツールで複数人での共作が出来るのはすごい件
仕上がりも出来上がっていく過程も全てが素晴らしい!😆
— D.M.88 (@DM46374635) 2022年2月5日
ありがとうございますー!
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月5日
MSXplayの共有機能のおかげですね。
ツイッター上で複数人での共作が出来るのはすごい事だと思います。
MSXplayの共有力は凄いですね。
— 新田忠弘【Tadahiro Nitta】Bandcamp始めました。 (@TadahiroNitta) 2022年2月6日
しかも、バックアップはテキストファイルといった点も、素朴かつ画期的だな〜と、感度しっぱなしです♫
「バックアップはテキストファイル~」
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月6日
まさに仰る通りで、全てを文字によって実行していたレトロパソコンの当たり前が、容易にコピペ編集できる現在のパソコンで有利に働くわけですね。
音を楽しむだけではなく、名人達のテクニックを見る事が出来る点も凄いです。
日々、盗みまくりですw
これってその気になれば、各パートを別々の人が担当して作曲することも簡単にできるってことですよね。
— たかを🎯 (@takawo_n) 2022年2月6日
おもしろーい!😆
Aメロとサビだけ作ったから、あなたはBメロ作って繋げておいてね、なんて事も出来ますね!
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月6日
容量が許す限りメドレーも作れるし・・
この世で最もツイッターで遊ぶのに適したMMLツールな気がします。
web3.0やメタバースが普及する今後はこのような仕事が現れるらしいですよ😃やっと時代が我々に追い付いてきたみたいです
— Masaki/まよぱん (@Masaki_Mayopan) 2022年2月6日
>RT
— ぐち (@guchi_s230g) 2022年2月12日
いい大人達が昔を思い出しつつ寄ってたかって作ってみたら謎クオリティなものが出来上がったようですw
昔のPCに今の個人の持てる技術を持ち寄るとこうなるんですなぁ。ちょっとカタルシス的何かを感じちゃう。
https://t.co/8Dw5t60X7Z あってこそのコラボレーションです。Webサービスを公開していただき、いつも本当にありがとうございます!🙏
— Takashi Kobayashi (@nf_ban) 2022年2月14日
いえいえ、こちらこそです!素晴らしいコラボ作品、堪能させていただきました!!
— DSA (@ym2413) 2022年2月14日
この一連の流れは、MSXplayで作ったデータを皆でシェアして改善点を出し合うというインターネット(SNS)と再生環境(スマホ・PC)があればこそ実現したことであり、MSXの実機そしてMGSDRVが全盛だった1990年代のパソコン通信ではこのスピード感は到底出せなかったわけです。MSXであれ技術が常に進化していることを肌で実感しました。
MSXplayのWebサイトはこちら。→ https://msxplay.com/
「仮装大賞パネル」をMSXで作ってみる
MSXで画面と共に再現したら面白そうですね。1発ネタで終わるけどwhttps://t.co/pQDwixZTcU
— 一息入れましょう (@shilka357) 2022年2月6日
音楽をMGSファイルとしてエクスポートし、MGSDRV常駐状態の実機でBGMとして使う事は出来そうなんですけどね。
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月6日
(要FM音源+SCCカートリッジ)
実現したらスペースキー連打したい・・!
おもちゃメーカーのタカラが2004年頃に「仮装大賞パネル」という玩具というか一種のパロディグッズを発売していました。動画を一通り確認したところで、これは「DMシステム2」を使えば早く実装できるんじゃないか?という算段がありました。
平日なのにライブ感覚で楽しめました。昔へぇボタンがネットで流行ったときにMSXで作ったんですよね。仮装大賞パネルもこのBGMデータで動かしたくなりますね。SPACEキーを押すごとに1ずつ増えていったり(でも14までしかカウントしない)…😉
— Takashi Kobayashi (@nf_ban) 2022年2月3日
右のほうが丁度いいかな…ランプの数より周期が合ってるほうがいいよね… pic.twitter.com/uo88Uhx2OW
— Takashi Kobayashi (@nf_ban) 2022年2月6日
もう、作る気マンマンで作業する日曜日ですね。
こんばんは。ロジックはもう完成しているので、もう少しお待ちください…あとはSEのみ… pic.twitter.com/YfhuFPd75N
— Takashi Kobayashi (@nf_ban) 2022年2月6日
現状揃ってる素材でロジックを組んだ状態を動画で仮公開。想像以上にハッタリ度が高い!というか元のMGSデータのクオリティが凄すぎて、MSXから出る音の時点でもう面白くて笑える状態。
毎度毎度、なんでここにいる人たちは仕事が早いんだろwwww
— 一息入れましょう (@shilka357) 2022年2月6日
なんか何気ないつぶやきから思わぬ展開へ…(笑)
— かもたろ@MDS (@tadabin) 2022年2月6日
うわーー!!!
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月6日
これは楽しみ!
上昇音はこの通りですのでご参考下さい。
(2行目の「F+」だけ更に半音の半音高い)
O3 D E F+ G A B >
D+ F+ A+ >
C E F+ A >
C+ E F+ A B >
C+ E
焼飯さんからカウント音の素材をいただく。SEの素材が揃ったので、SE用のMMLを書きはじめる…
ver.1 公開
MSXplay(MGSDRV)で作られた不合格ジングル・合格ジングルのBGMデータをお借りして作った、MSX版「仮装大賞パネル」https://t.co/qL5mDZt2U4#MSX #OPLL #YM2413 #SCC #欽ちゃんの仮装大賞 pic.twitter.com/obyGQwqK3m
— Takashi Kobayashi (@nf_ban) 2022年2月6日
せっかくだからMSXの実機で動作する様子をスマホで撮ってツイートしました。
おおおーー!!!
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月7日
完成してる!
実機でMSXplayと同じ音が鳴ってる!!
そして連射ww https://t.co/5vrkDQRgiu
ついに実機で操作ができるように!!
— たかを🎯 (@takawo_n) 2022年2月7日
凄いー!😆#MSX #OPLL #YM2413 #SCC #欽ちゃんの仮装大賞 https://t.co/AadAUbT1vM
BGMデータ制作スタッフの皆さんからの喜びのコメント。俺(nf_ban)が勝手に組み込んだだけなんですけどね…
これはヤヴァイw 最初の不合格からの泣きの1点で合格になるところとか、連射?スライダーで一気にMAXとかw なにげに、合格ジングルの裏でなってる「ぉわぉわぉわ」って変調かかってるシンセ音が凄くイイ感じです。 https://t.co/hzzwlCei2i
— Wiz.💉 💉 💉(フフモ) (@WizardOfPSG) 2022年2月7日
つっっっっよ!!!!!!
— 真白 彩(ex双月 彩)の本妻はつあさん (@ayamajiro) 2022年2月10日
凄すぎませんかね…!!!!!!!!
活用したいのでパーティーしたい……✨ https://t.co/89X1mAfnxU
音と映像のミックスでこんなに面白コンテンツになろうとは。
どぅしてOPLLで欽ちゃん演ろうとしたのかw
— きよかっちゃん (@Kiyokaxtuchan) 2022年2月7日
無駄に出来良過ぎてウケる🤭 https://t.co/RPqxYNibCN
いやね、ホント、こっちが聞きたい。
笑わせてもらいました。
— xaviel@フィ (@xaviel47) 2022年2月7日
こういうのもいいですね😄
なんかあっという間にみなさんのコラボでひとつの作品ができあがったのがすごい(*´ω`*) https://t.co/ye6KtjPr80
— ぼいち(*´ω`*)(まどかのP/ECEの中の人) (@voich2014) 2022年2月7日
人と人が繋がることで生まれる。
— 新田忠弘【Tadahiro Nitta】Bandcamp始めました。 (@TadahiroNitta) 2022年2月7日
これぞまさしく総合芸術!
👍👍👍👍👍👍👍👍
ホントこれです。これ。
懐かしいですねー。
— 皆木 慎吾 (@shingo_minagi) 2022年2月7日
こんなの見たら、また、そのブラウザ版を作りたくなっちゃうじゃないですか(笑)
ファッ!?!?
カウント音のバグ発見と修正
仮装大賞パネルの9点の音、b- ではなく、a だったのかもしれない…aのほうがしっくりくる… pic.twitter.com/x7LMbp7AQu
— Takashi Kobayashi (@nf_ban) 2022年2月7日
9点の音、A+(B-) ではなく A ではないかという。
すみません・・!!!
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月7日
今、耳コピメモを確認したら、9音目を「A」で採ってたのに、打ち込みの際、誤って「A+」と打込んでおり、そっちをお伝えしておりました!
よくぞ気付いて頂けました・・感謝します! pic.twitter.com/lQ9cyopLG5
なんと、A が正解でした。デバッグしなきゃ!!(ver.2で修正しました)
ver.2 公開
らいきんぐ!さん作スタートSEデータのクオリティに一同騒然とする中、俺(nf_ban)がそのデータを組み込み、ver.2をリリース。
MSX版「仮装大賞パネル」ver.2 リリースしました。https://t.co/qL5mDZbZS4
— Takashi Kobayashi (@nf_ban) 2022年2月13日
スタートSE(らいきんぐ!さんの2月11日版)をお借りしました。MSXの音源を酷使するとこんな音が出るなんて…せひスペースキー連打でご堪能ください。#MSX #OPLL #YM2413 #SCC #欽ちゃんの仮装大賞 pic.twitter.com/DR6CJfpGPZ
やったーーーーーーーー!
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月13日
待ってました!!!
酷使www https://t.co/QYuPqv1AdU
わーい!待ってましたー!(ノ´∀`)ノ https://t.co/jn7i2kF9hH
— たかを🎯 (@takawo_n) 2022年2月14日
組み込んで頂いてありがとうございます!!
— らいきんぐ! (Pf→Pf→M) (@liking_birds) 2022年2月15日
焼飯さん-garyさん-たかをさんの不合格BGM / 合格BGMの凄さも去ることながら、システム構築・パネル作成からSE/BGMの融合をやってのけるbanさんのバイタリティーも凄いです!!
京極万太郎「なんちゅうもんを作ってくれたんや・・・なんちゅうもんを・・・( ;∀;)」 https://t.co/8XETw6VEAT
— ぎゃぶねこ (@gyabuneko) 2022年2月13日
MSXという事だけで感動するのに、すごい技術なんだけど…あまりにもシュールすぎるw https://t.co/QayGmSD5TZ
— やながみ (@e_yanagami) 2022年2月14日
おなかいたいwwwwww https://t.co/v6APZDyNbi
— 笹原 悠貴 (@Aspherical1) 2022年2月14日
早速ウチのソニーなMSX2+で試してみました。
— Goriva™@大量骨折マン (@Goriva) 2022年2月15日
ヤバいwクセになるwww https://t.co/59eirsXjvf pic.twitter.com/wPPZZ9dtgy
他の実機でも動いた!
@nf_banさん作の「仮装大賞パネル ver.2」。
— K.H.(焼飯太郎) (@Yakimeshi_Taroh) 2022年2月15日
ブラウザ版MSXエミュレータでも動かせました。
MSXに縁の無い皆様も存分に審査員気分を味わえます。
ホームパーティのお供に!
SPACEキーで点数アップ
合格・不合格確定後はESCキーでリセットhttps://t.co/y2SeHLkirF#MSX #WebMSX #欽ちゃんの仮装大賞
WebMSXでも動きます(turbo R推奨)。
iPhoneでも出来ました! pic.twitter.com/3t9xgXRgpi
— ハムカツ (@HamCutlets) 2022年2月15日
Androidいけてます!
— gary (@keijiro_im) 2022年2月15日
次のミッション!?
10人の審査員に採点ボタンを持たせて、イベント会場で審査したいよねw
— MA-X @ B-Cat Software (@max_2608) 2022年2月14日
上下左右とトリガー1,2
— 超兄貴 〜シン・MSX〜 (@SuperAniki_MSX) 2022年2月14日
ポートA&Bで
合計12個ほどジョイスティックポートからボタン取れるので可能ですねw
またー!新たなムチャ難題を!😂90年代、忍者タップというMSX用同人マルチタップがあったんですよ。こんな感じの10人用デバイスがあれば(おいやめろ pic.twitter.com/sNgi6G93b6
— Takashi Kobayashi (@nf_ban) 2022年2月14日
俺、一旦釘を刺す。
筋金入りのMSXユーザはすぐそういう魔改造ガジェットを作りたがるHENTa...いや、えっと普通にキーボードのキーを使ってくださいwww
— itoken(SND-L/KSND)【公式】🆗 (@SNDR_SNDL) 2022年2月15日
審査員ボタン12個のDM-SYSTEM2のデバイス用ドライバ新たに書き起こしかー(笑)。
— ごりぽん (@goripon_tw) 2022年2月15日
忍者タップ用は有る(あたちゃで使ってる)はずだけど…
DMシステム2開発者・ごりぽんさんの飛び道具が飛んでくる(笑)。デバイスとデバイスドライバが作られちゃったら対応せざるを得ない!
またー!新しいデバイスドライバを作るような飛び道具の話が出てる!😅
— Takashi Kobayashi (@nf_ban) 2022年2月16日
あたちゃは5人バージョン(キーボード3人・パッド2人)と8人バージョン(忍者タップ2個)を作りましたが、10人用ドライバは存在していないと思います。仮装大賞のルール準拠だと一人持ち点2点で審査員が10人です。
つづく
お店で展示されました
やっと起動できました☺️☺️☺️DLさせていただきました、ありがとうございます!☺️ https://t.co/MfCJLyxybs pic.twitter.com/jA8kQ8jqLp
— ジャンクおじさん(自称) (@x1junkojisan) 2022年2月23日
お店で展示されてるんですか!?😆
— Takashi Kobayashi (@nf_ban) 2022年2月23日
MSX2/2+だとキー反応が悪いです。どうぞお手柔らかに…
ついついやってしまいました・・・!
— ジャンクおじさん(自称) (@x1junkojisan) 2022年2月23日
お客さんにめちゃウケてますwwwww
お客様はどんな顔して画面を見たのか…
懐かしの「へぇボタン」ムーブメントを思い出した
実は去る2000年初頭に「トリビアの泉」の「へぇボタン」をコンピュータで再現する謎のムーブメントがインターネットで発生していました。
実は俺(nf_ban)も当時MSX版「へぇボタン」を作ってこのお祭りに参加していたのですが、今回の勢いは、かなりそれに近かったです!
ちがうボタンに見えるんだがw https://t.co/vCosBsNzr9
— ヨッシー (@yosi4444a) 2022年2月10日
まさに #全日本仮装大賞 のバーその物ですね😄🤗#萩本欽一(#欽ちゃん)#香取慎吾 #日テレ https://t.co/NMty7uprMZ
— SHOTKR16 (@shotkr16) 2022年2月9日
実は誰も気にしていないのですが、MSX版仮装大賞パネルとMSX用へぇボタンはUIに互換性があるので、カウントもリセットも動作可能です!🤣 pic.twitter.com/hXinL0TBzA
— Takashi Kobayashi (@nf_ban) 2022年2月9日
ついでにMSX用へぇボタンで仮装大賞パネルを操作するという暴挙。「へぇ」するたびに仮装大賞パネルで音が出てくる。リセットボタンで再起動。奇しくもどちらも20点満点。UIが同じ!
MSX版「仮装大賞パネル」制作の裏側
なお、コンテンツ制作時に作成した各種素材データはディスクイメージの「MAKING」ディレクトリに保存してありますので、興味がある方はどうぞご確認ください。
ミドルウェア:DMシステム2
DMシステム2は、MSX BASICに拡張命令を追加し表現を広げる、MSXパソコン用ミドルウェアです。今回は元々のBGMデータ(MSXplay=MGSDRV用楽曲データ)を再生するだけでなく、鈴見咲君高さんのSEドライバによる効果音発声、VDPマクロ機能によるパレットアニメーション・フェードイン処理、キー入力機能(DMM)、圧縮データの展開(BPE)、BSAVEヘッダの付かないバイナリデータを直接メモリへ転送するなど多方面に活躍し、開発期間を大幅に短縮できました。
ver.1 メモリマップ
アドレス | サイズ | 用途 |
---|---|---|
0000 - 2FFF | 12288 | DMシステム2本体(その1) |
3000 - 30FF | 256 | パレットアニメーション用データ(KASOU.PL5) |
3100 - 317F | 128 | VDPマクロ用データ(KASOUMCR.BIN) |
3300 - 37FF | 1152 | 不合格ジングル(KASOU1.MGS) |
3900 - 3EFF | 1536 | 合格ジングル(KASOU2.MGS) |
4000 - 7FFF | 16384 | DMシステム2本体(その2) |
8000 - BFFF | 16384 | MSX BASIC用フリーエリア |
C000 - FFFF | 16384 | MSXシステムが使用 |
関連データは基本的にいわゆる裏RAMへ配置し、BASICフリーエリアの消費を抑えるようにしました。DMシステム2の場合、3000h~3FFFhまでの4KBに空きエリアがあります。
ちなみにこれらのバイナリデータはすべてBSAVEヘッダが存在していませんので、通常のMSX BASICでこれらをメモリへロードすることはなかなか容易ではないはずです。DMシステム2には「CALL LOAD」というなんでもかんでもファイルをメモリへロードする拡張命令が用意されていますので、BSAVEヘッダの有無を問わず出来上がったファイルをそのまま利用できます。
パレットアニメーション用パレットデータ(KASOU.PL5)は、VRAMのパレットテーブル(32 bytes)と同一形式のデータを8個つなげたもので、グラフサウルスと同じ仕様です。
こういうことをやりたい pic.twitter.com/SvoBzq4lDF
— Takashi Kobayashi (@nf_ban) 2022年2月6日
今回はパレットデータが分離されているので、画像パーツデータ(KASOU.SR5)はSCREEN5の256×212pxのビットマップデータしか入っていません(グラフサウルスでKASOU.SR5+KASOU.PL5をロードすると真っ黒のみのパレットが反映されて画面がブラックアウトするので地獄を見ると思います)。
パレット定義とVDPマクロ定義 pic.twitter.com/yyN0Kk4Sg1
— Takashi Kobayashi (@nf_ban) 2022年2月6日
VDPマクロというのは、 BASICの処理と並列して独自にVDP操作を行うDMシステム2の機能の一つです。今回は画面のフェードインと合格時にパネルのランプを回転点灯する処理(パレットアニメーション)に用いています。ランプの点灯はVDPマクロで実行し、BASIC上ではキー入力の待機をしています。
ver.2 メモリマップ
アドレス | サイズ | 用途 |
---|---|---|
0000 - 2FFF | 12288 | DMシステム2本体(その1) |
3000 - 3FFF | 4096 | スタートSE(START.MGS) |
4000 - 7FFF | 16384 | DMシステム2本体(その2) |
8000 - CAFF | 19200 | MSX BASIC用フリーエリア |
CB00 - CEFF | 1024 | 不合格ジングル(FAILURE.MGS) |
CF00 - D3FF | 1280 | 合格ジングル(PASS.MGS) |
D400 - D7FF | 128 | VDPマクロデータ領域(KASOUMCR.BIN) |
D480 - D5FF | 384 | パレットデータ領域(KASOUPLT.BIN) |
D600 - D7FF | 512 | SE用データ領域(KASOUSE.BIN) |
D800 - FFFF | 10240 | MSXシステムが使用 |
- 皆さんおまちかね「スタートSE」を実装しました。らいきんぐ!さんの2月11日付けの内容を採用しました。
- 裏RAMだけでデータを配置することが不可能となったため、「スタートSE」以外のデータはすべてメインRAMへ配置しました。
- メモリ管理を再設計し、かつBASICフリーエリアを拡大しました。
- 素材画像は使用する領域で2分割して、DMシステム2のデータ圧縮・展開機能「BPE(Byte Pair Encoding)」を採用しました。27KB程度のベタ画像データが3KB程度の圧縮画像になりました。
- 合格時の演出であるランプの点灯速度(パレットアニメーション)を速めました。実は、実際はもっと速い。
- スタート時に合格ラインのランプが点灯するアニメーションも追加したのですが、ドットが足りずによく見えません!つらい。
- アニメーション一つ追加によりパレットデータも一つ追加となりグラフサウルスとの互換性が失われたので、ファイルの拡張子も「.PL5」から「.BIN(単なるバイナリーデータ扱い)」へ変更しました。
DMシステム2はどなたでも無料でご利用いただけます。→ https://gigamix.jp/ds2/
BGMドライバ:MGSDRV
1990年代のパソコン通信の頃に流行した、MSX用ミュージックドライバです。PSG・FM音源(OPLL)・SCCの3音源に対応し、多彩な音楽表現を可能としました。前述のDMシステム2にMGSDRV(サブセット版)が内蔵されていますので、MSXplayで作成したBGMデータを実機のBASIC環境上で再生することができます。
今回これを作ろうと思ったのも、完成度の高いMGSDRV形式BGMデータがMSXplayでシェアされていたからに他なりません。
なお、KASOU1・KASOU2それぞれ元のMML内にカウント音(と演奏までの待ち時間)も含まれていましたが当方で削除し、すぐに演奏する状態でリコンパイルしたMGSDRV形式データをコンテンツで用いています。オリジナルのデータは「MAKING」ディレクトリへ保存しました。
MGSDRVはどなたでも無料でご利用いただけます。→ https://gigamix.jp/mgsdrv/
SEドライバ:DM2SZMKO(SE-SZMK)
得点をカウントする度に鳴る効果音の発声処理にDMシステム2のSE機能を用いています。今回採用した鈴見咲君高さんのドライバは当クラブ製のものとは違いMMLで記述することができるので、手軽にSEを発声することができました。合計20個のSEをBASICプログラムのDATA文で定義しています。
ご紹介ありがとうございます。昔の足跡を活用いただけて感慨無量です。 https://t.co/ehionUhzkm
— 鈴見咲 君高 (@szmzk) 2022年2月8日
DM2SZMKO(SE-SZMK)は以下のURLで配布中です。→ https://hp.vector.co.jp/authors/VA011751/MSXHIKID.HTM