【はじめに】 アクセスありがとうございます。WindowsやMacなどのいわゆるパソコン向け の「へぇ」ボタンは、ヨシナガさんの 僕の見た秩序。 にて配布しています。ここで配布するのは1985年頃に普及した MSXパソコン向け の「へぇ」ボタンです。MSXパソコンについては こちら をご覧下さい。
【2023.10.13更新】 ver.2.01をリリースしました。ROM版も用意しました!
【2022.05.07更新】 ver.2.0をリリースしました。
【2022.02.09更新】 当コンテンツ配布ページをはてなブログへ移転しました。
【2003.12.11更新】 2003年11月30日に秋葉原で開催された「MSXわくわくパーク」というイベントにて「ATARI端子化1/1へぇボタン」と一緒に展示しました。
【2003.11.08更新】 バンダイから発売された「1/1へぇボタン」にATARI端子出力の改造を施した ATARI端子化1/1へぇボタン 第1号が完成しました!→ ローブリ国王さんのWebサイトはこちら。「ATARI端子化1/1へぇボタン」をMSXパソコンのジョイスティックポート1へ接続して当ソフトをご利用いただくとより臨場感あふれること間違いナシです!ぜひお試しください。
【2003.09.07】 このページを公開しました。
- あの番組でお馴染みの「へぇ」ボタンを、MSXで!
- いますぐ試す(WebMSX)
- ダウンロード
- マニュアル
- 謝辞
- ROM版もあります
- ATARI端子化1/1へぇボタン
- MSXturboR専用の「へぇボタン」もある(へぇ)
- 2022年現在の心境
- 製品情報
あの番組でお馴染みの「へぇ」ボタンを、MSXで!
「トリビアの泉」で使われている「へぇ」ボタンをPC上で再現するのが2003年頃のインターネット(Flash黄金時代)で話題騒然なので、流行に乗っかりたくて当時MSXで作ったものです。
いますぐ試す(WebMSX)
↓ PC・スマホのWebブラウザで当コンテンツが動きます。こちらをクリック ↓
ダウンロード
ソフト名 | MSX版「へぇボタン」ver.2.01 |
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ハード | MSX2(VRAM 128KB)、MSX2+、MSX turbo R 推奨・MSX-MUSIC(FM音源 YM2413, OPLL)及び相当品、またはSCC音源(コナミの「スナッチャー」サウンドカートリッジ)及び相当品 |
対応OS | MSX-BASIC ver.2.0 以降 |
作者 | nf_ban(Gigamix) ROMカートリッジ制作環境(Tablacus DISK ROM Lite)提供:Gaku (敬称略) |
リソース |
ディスクイメージ HEMSX201.ZIP 2023.12.05, 39501 Bytes ROMイメージ HEMSX201.ROM 2022.10.13, 131072 Bytes |
マニュアル
- SPACEバーかジョイパッドのトリガAを押すと「へぇ」音でカウントします。
- カウントは20以上進みませんので、ESCキーかトリガBでリセットしてください。
- プログラムを止めるには、CtrlキーとSTOPキーを同時に押してください。
ver.2より:
「へぇ」と叫ぶ音声合成データの出力先音源を任意に決定できるようにしました。
- FM音源とSCC音源の両方が利用可能な場合、利用する音源を選択できます。
- FM音源またはSCC音源のどちらかが存在する場合、それぞれを利用します。なお、SPACEキーを押しながら起動すると、PSG音源を利用します。
- FM音源とSCC音源のどちらも存在しない場合は、PSG音源を利用します。
謝辞
「僕の見た秩序。」のヨシナガさん、面白いもの(へぇFlash)を創作してくださり有難うございます。MSXのへぇボタンを作る原動力になりました。他のプラットフォーム向け「へぇボタン」アプリは「僕の見た秩序。」で紹介されています。
ROM版もあります
Gakuさんの便利なディスクイメージ→ROMイメージ変換ツール「Tablacus DISK ROM Lite」が無ければ当コンテンツをROM化することはできなかったでしょう。本当にありがとうございました。
↓ Tablacus DISK ROM LiteのGitHubはこちらをクリック ↓ github.com
フロッピーディスクの生産中止に伴い、コンテンツのROMイメージ化をおすすめしています。ROM化に関する特集記事を書きましたので、興味ある方はぜひ御覧ください。
↓ 特集記事はこちらをクリック ↓ gigamix.hatenablog.com
ROM版のご注意
- ROM版は1Mbit メガROMのROMイメージが動作可能な各種ハードウェア及び動作環境をご用意ください。
- 各種エミュレータでは自動認識すると思いますが、必要であればメガROMタイプを「ASCII 8K」または「KONAMI SCC」に指定してください。
- 仮想FD・ROM環境の「Sofarun」では当コンテンツを起動できませんので予めご了承ください。
- ROM版は開発時に用いた各種素材データ(ディスクイメージ内のMAKINGフォルダ)が含まれていません。
ATARI端子化1/1へぇボタン
「1/1へぇボタン」というジョークグッズがバンダイから2003年に発売される程度には、「トリビアの泉」は当時大人気のテレビ番組でした。
で、この「1/1へぇボタン」をATARI端子(=MSXのジョイスティックポート)へ接続できる改造を施したブツをローブリ国王さんに作っていただきました。これをMSX版「へぇボタン」で使うと、雰囲気出ますね!!
MSXturboR専用の「へぇボタン」もある(へぇ)
MSXパソコン向け「へぇボタン」は、K-ichiさんの作成によるMSXturboR専用の「へぇボタン」もあります。
納期優先(乗るしかない、このビッグウェーブに…状態)で私(nf_ban)が素早く作ったものと違い、こちらは高品質です!
2022年現在の心境
ここ以降の文章は、2022年2月9日以降に書いています。
各種デバイス上で動作する「へぇボタン」アプリのムーブメントは2003年8月頃に発生し、当時の2ちゃんねるや各メディアを通じて「ネットのお祭り騒ぎ」と化しました。「へぇボタン」アプリの始祖であるFlash版へぇボタンはまさに当時のFlash黄金時代の申し子でありました。
そんなFlashをAdobeが2020年にクローズすることになろうとは当時夢にも思いませんでした。Flashはあれはあれで当時のマルチプラットフォーム環境の理想郷でありました。FlashはAdobeの寡占を嫌ったWeb業界(主にAppleのiPhone非対応)によって終息しましたが、2022年現在Appleのやっていることはある意味Adobe(Flash)よりも独善的かもしれません。
ネットのムーブメントは鮮度が命です。iPhoneのビッグウェーブさんの如く、このビッグウェーブに乗るためには1秒でも速くコンテンツを完成させる必要がありました。
なので、まずはミドルウェアとしてDMシステム2を採用し、そこからすぐに実現できることを目指しました。ドット絵を描く工数を短縮するためにあえてSCREEN3を採用し、「へぇ」と喋るPCMデータの加工と実装の手間を省くため、音声ではなくMGSDRVのBGMデータで代用してみたり…と今見ると荒削り以外の何者でもありませんが、2003年当時のベストを尽くした結果がああいう形となりました。
2022年の今はあの頃よりやれることが増えていますから、リベンジしたらクオリティは多少上がるとは思うんですけどね…と思っていたら(後述)
2022年5月7日:ver.2.0のリリース
音声は…当初(2003年, ver.1.0)はPSGで適当に作りました(すいません全然似てませんでした)。その後2022年にMDPCさん制作の「MGSDRV MSXplay 音声合成データ変換ツール」が公開され、非力なMSXでもBGMドライバ(MGSDRV)経由でサンプリング出力が可能らしいとの話を聞きつけ軽い気持ちで試してみたら「へぇ」が喋るように聴こえてきて表現力が格段にアップしました!
上の動画、「HE.MGS(ver.1の音声データ)」を「HEE.MGS(音声合成の仮データ)」へ入れ替えただけで、もう全然違う!!
2003年当時はブラウザでMGSDRVのMMLを手軽に制作する環境(MSXplay)も存在していませんでしたし、SNS(twitter)で気軽に発表する場も存在していません。2003年当時やりたかったことが技術の進化により実現に至ったことを嬉しく思い、2022年、実に19年ぶりにバージョンアップすることにしました。制作環境や発表の場を提供してくださる皆様に感謝申し上げます。
「MGSDRV MSXplay 音声合成データ変換ツール」のダウンロードは こちら
2023年10月13日:ver.2.01のリリース
- DMシステム2のインストール高速化
- ROM化を想定した動作の安定化
- ディスク版のほかメガROM版もリリース開始