随時更新中
MGSDRVに関する既知のバグ情報・未確認情報をまとめました。ご迷惑をおかけします。
バグ情報・不具合情報をお待ちしております。当チーム @nf_ban(主宰) または @goripon_tw(プログラム担当) までお寄せください。
- SCCI(スナッチャー付属サウンドカートリッジ)に対応している?
- 音ずれ?
- E+ と E が同じ音階になる?
- @eエンベロープで音色を切り替えると音がおかしくなる現象?
- 半角スペースの入れ方に注意
- machine_id の使い方が不明?違いはあるのか?問題
- MGSCNV: ver.2→ver.3への変換の違いについて
- プライマリのマッパーRAMへしか常駐できない?
- 任意のアドレスへ移動(リロケート)ができない?
- 管理者は見ている
ちなみにMGSDRVの概要・ダウンロードは、こちらのリンクからどうぞ。 www.gigamix.jp
SCCI(スナッチャー付属サウンドカートリッジ)に対応している?
コナミのゲームカートリッジに内蔵されていたSCC音源はチャンネル4とチャンネル5を共通の波形でしか利用することができないハードウェア仕様でしたが、「スナッチャー」の付属サウンドカートリッジ(通称:「SCCI」「SCC-I」「SCC+」)はチャンネル4とチャンネル5を独立して利用できるハードウェア仕様となっています。
ですが、MGSDRVではSCCIに現状非対応です(SCCと同じ振る舞いを行います)。SCCIのチャンネル4とチャンネル5は共通の波形で動作します。今後対応できるかもしれませんが、開発機材=実物(カートリッジ)の確保が急務。
MGSDRVバージョンアップするとして。MSX1を想定した件の修正と、可能ならSCC+対応(4/5チャンネルの個別音色指定)はやりたいな。
— ごりぽん (@goripon_tw) 2020年9月15日
あとはバグ修正だけど…ややこしいのばっかりだからなー。むぐぐ。
SCC+対応、そういえば似非SCCはSCC+相当で動作してるんだっけか…。うへぇ。判定できるのかな?
— ごりぽん (@goripon_tw) 2020年9月15日
4チャンネルの波形メモリに書き込んで5チャンネルの波形メモリを読んで変化があれば似非とかなら判定できるかなと考えてますが…。
— ごりぽん (@goripon_tw) 2020年9月24日
mgsフォーマット自体にフラグを持たせて、mgscに#scc_type みたいなコマンドを拡張する感じではないでしょうか。既存のデータでも誤って4/5チャンネルに別音色を指定してしまっているものがありそうな気がするので、自動判定は難しそうな気がします。 https://t.co/nRcgdkpZc5
— DSA (@ym2413) 2020年9月25日
音ずれ?
E+ と E が同じ音階になる?
一般的にMML表記の「E+」は「F」の音階または相当の音階になるようですが、MGSDRV(MGSC)では「E」になります。方言となりますのでご注意ください。
@eエンベロープで音色を切り替えると音がおかしくなる現象?
特に曲の冒頭で音がおかしくなる場合が目立つのは、キーオンから @e が適用されるまで一瞬だけ別の音色が適用されているから。バグとも言えるかもしれませんが、ver.3シリーズにおいては仕様となります。
MGSDRVの @e コマンドは「現在の音色にエンベロープをコピー」という意味です。 @ コマンドで一度も音色を指定していない状態で @ e コマンドを使うと、音が出なかったり変な音が出たりします。
半角スペースの入れ方に注意
twitter@Wiz.さんの報告。「音階と音長の間」の半角スペースは無視される、マクロ種別と数値の間に半角スペースを入れるとエラーになる。バグとも言えるかもしれませんが、ver.3シリーズにおいては仕様となります。
machine_id の使い方が不明?違いはあるのか?問題
machine_idの挙動について昔ain氏に聞いたことがあるんですが、MGSCでは単純にIDの記録をしているだけで、実際の音量の調整はMGSELで再生時に行っていると聞いた記憶があります。動作は3音源の最大音量を下げて調整だったかと。
— たかを (@takawo_n) 2020年12月31日
なのでMGSDRV単体でのプレイでは反映されない…はず(記憶あやふやです
私(nf_ban)も調査を進めていますが、今のところ machine_id に対応するアプリは MGSEL のみ、machine_id の違いを定義する仕様書の類も存在しない、という状況です。そうなんですね。machine_id の反映はプレイヤー側の制御であることは知ってたのですがMGSEL以外に対応したアプリが存在したかは不明です。MSXplayの音源間音量バランスの根拠についてはDSAさんにお聞きすれば分かるかな…🤔
— Takashi Kobayashi (@nf_ban) 2020年12月31日
MGSCNV: ver.2→ver.3への変換の違いについて
変換後のテンポと音調が1/2になるのはバグとも言えるかもしれませんが、ver.3シリーズにおいては仕様となります。
プライマリのマッパーRAMへしか常駐できない?
各種拡張メモリカートリッジをスロットに差すような「マッパーRAMが複数ある状態」の場合でも、MGSDRVではプライマリのマッパーRAMでしか常駐できません。turboR規格の場合は本体内蔵RAMが自動的にプライマリになります(A1ST 256KB、A1GT 512KB)。
任意のアドレスへ移動(リロケート)ができない?
MGSDRV本体はリロケータブルではありません。ただし過去にMGSDRV.RELというファイルがパソコン通信ネットで流通していて、MSX-L80を用いて再構成することで任意のアドレスへ移動が可能だったようです。
当クラブではMGSDRV.RELを入手および管理していません。もし今でも関連ファイル・アーカイブをお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひご連絡ください。
管理者は見ている
MGSDRVのトップページ → https://www.gigamix.jp/mgsdrv/