随時更新中
MGSDRVに関する既知のバグ情報、バグなのか仕様なのか分からないような未確認情報をまとめました。ご迷惑をおかけします。
バグ情報・不具合情報をお待ちしております。当チーム @nf_ban(主宰) または @goripon_tw(プログラム担当) までお寄せください。
- 未解決・未調査の情報
- バグではなく仕様の情報
- SCCI(スナッチャー付属サウンドカートリッジ)に対応している?
- 音ずれが発生する
- E+ と E が同じ音階になる
- @eエンベロープで音色を切り替えると音がおかしくなる現象
- @コマンドで一度も音色を指定せずに音を鳴らすと最初の1音だけ「ビ〜〜ッ」っという謎の音が入り、以降の音は鳴らなくなる現象
- @コマンドを指定せずに @eコマンドを利用すると演奏結果が不定になる
- 「9音リズムモード」でHチャンネルの音量が全く反映されない
- 半角スペースの入れ方に注意
- MGSCNV: ver.2→ver.3への変換の違いについて
- プライマリのマッパーRAMへしか常駐できない?
- 任意のアドレスへ移動(リロケート)ができない?
- 管理者は見ている
ちなみにMGSDRVの概要・ダウンロードは、こちらのリンクからどうぞ。 www.gigamix.jp
未解決・未調査の情報
コメント行が256文字を超えると演奏されない現象が発生する?
MGSDRVなのかMSXplayなのか切り分けられてないけど、コメント行が256文字を超えると、コンパイルは成功している風なのだけど演奏がされない現象が発生しますね。。。長いMMLコメントアウトしたら急に音が鳴らなくなって焦りました😅
— drm (@NudiDrm) 2021年4月7日
kf→koの切り替え前後に共通したリズム楽器が指定されている場合、そのリズム楽器が発声されない?
詳細不明ですが、回避策はあります。
vbの相対指定を使用すると他のリズム楽器も巻き込まれて音量が変化する?
詳細不明です。
opll_tuneで指定した値によっては音程が意図しない高さになる?
詳細不明ですが、回避策はあります。
machine_id の使い方が不明?違いはあるのか?問題
私(nf_ban)も調査を進めていますが、今のところ machine_id に対応するアプリは MGSEL のみ、machine_id の違いを定義する仕様書の類も存在しない、という状況です。
バグではなく仕様の情報
SCCI(スナッチャー付属サウンドカートリッジ)に対応している?
コナミの各種ゲームカートリッジに内蔵されていたSCC音源はチャンネル4とチャンネル5を共通の波形でしか利用することができないハードウェア仕様でしたが、「スナッチャー」の付属サウンドカートリッジ(通称:「SCCI」「SCC-I」「SCC+」)はチャンネル4とチャンネル5を独立して利用できるハードウェア仕様となっています。
ですが、MGSDRVではSCC-Iに現状非対応です(SCCと同じ振る舞いを行います)。SCCIのチャンネル4とチャンネル5は共通の波形で動作します。今後対応できるかもしれませんが、開発機材=実物(カートリッジ)の確保が急務。
SCC-I対応を行うにはドライバの新設計が必要との見解です。現状はペンディングです。
音ずれが発生する
E+ と E が同じ音階になる
一般的にMML表記の「E+」は「F」の音階または相当の音階になるようですが、MGSDRV(MGSC)では「E」になります。方言となりますのでご注意ください。
@eエンベロープで音色を切り替えると音がおかしくなる現象
MGSDRVの @e コマンドは「現在の音色にエンベロープをコピー」という意味です。 @ コマンドで一度も音色を指定していない状態で @ e コマンドを使うと、音が出なかったり変な音が出たりします。
特に曲の冒頭で音がおかしくなる場合が目立つのは、キーオンから @e が適用されるまで一瞬だけ別の音色が適用されているから。バグとも言えるかもしれませんが、ver.3シリーズにおいては仕様となります。
@コマンドで一度も音色を指定せずに音を鳴らすと最初の1音だけ「ビ〜〜ッ」っという謎の音が入り、以降の音は鳴らなくなる現象
エレキベースの音が一瞬鳴った後、空のユーザー定義音色(すべての音色パラメータが0)に切り替わったことによって出る異音、とのこと。発音前に音色指定を必ず行ってください。
重箱の隅をひとつ。MGSDRVは一度も@コマンドで音色を指定せずに音を鳴らそうとすると、最初の1音だけ「ビ〜〜ッ」っという謎の音が鳴ります。それ以降の音は鳴りません。この最初の1音は一体なんの音でしょうか(続)https://t.co/5Ef76dRFJ3
— DSA (@ym2413) 2021年3月3日
実はこれ、エレキベースの音が一瞬鳴った後、空のユーザー定義音色(すべての音色パラメータが0)に切り替わったことによって出てしまった音です(続)
— DSA (@ym2413) 2021年3月3日
結果としてエレキベースから→音色番号0番へのキーオン中の音色切り替えが発生します。この時点では、音色番号0番はADSRがすべ0初期化されたユーザー音色になっています。したがって、本来、何も音がでないはずですが、アタック部分だけ一瞬エレキベースになるので音が出てしまうのです(続)
— DSA (@ym2413) 2021年3月3日
さて1音目はこのようにして音が出ましたが、2音目以降は、キーオン前から1音目で指定された音色番号0番になっています。したがって音色の切り替えは発生せず、何も音がでない、というわけです(終)
— DSA (@ym2413) 2021年3月3日
@コマンドを指定せずに @eコマンドを利用すると演奏結果が不定になる
確かに、cpu=1にしたら、正常に鳴りました!Σ(´∀`;)
— ぎゃぶねこ (@gyabuneko) 2021年3月2日
という事は、実機MSXターボRの高速モードでそのMGSデータを実行しても、同じような現象が発生しますか?
今手元に確認できるターボRがないのですが、おそらく発生するのではないかと思います。なので、@ コマンドを @e コマンドの前に記述する対策の方がおすすめです。
— DSA (@ym2413) 2021年3月2日
「9音リズムモード」でHチャンネルの音量が全く反映されない
本来設定できない「9音リズムモード」。特殊な環境なのでバグなのか仕様なのか分かりにくいのですが、OPLLの仕様のようです。
こちらは新バージョンへの要望。
半角スペースの入れ方に注意
twitter@Wiz.さんの報告。「音階と音長の間」の半角スペースは無視される、マクロ種別と数値の間に半角スペースを入れるとエラーになる。バグとも言えるかもしれませんが、ver.3シリーズにおいては仕様となります。
MGSCNV: ver.2→ver.3への変換の違いについて
変換後のテンポと音調が1/2になるのはバグとも言えるかもしれませんが、ver.3シリーズにおいては仕様となります。
プライマリのマッパーRAMへしか常駐できない?
各種拡張メモリカートリッジをスロットに差すような「マッパーRAMが複数ある状態」の場合でも、MGSDRVではプライマリのマッパーRAMでしか常駐できません。turboR規格の場合は本体内蔵RAMが自動的にプライマリになります(A1ST 256KB、A1GT 512KB)。
任意のアドレスへ移動(リロケート)ができない?
MGSDRV本体はリロケータブルではありません。ただし過去にMGSDRV.RELというファイルがパソコン通信ネットで流通していて、MSX-L80を用いて再構成することで任意のアドレスへ移動が可能だったようです。
当クラブではMGSDRV.RELを入手および管理していません。もし今でも関連ファイル・アーカイブをお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひご連絡ください。
管理者は見ている
MGSDRVのトップページ → https://www.gigamix.jp/mgsdrv/