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Gigamix Online

懐かしの8bitおもちゃPC「MSX」を骨までしゃぶり尽くそう。MSXの最新ニュース、ブログ、自作ソフトの配布など。

ショック!西和彦氏がWikipediaでMSXの記述を自ら削除

珍発見 MSXのWebサイト
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最近「やじうまWatch」などで公に報道されてご存知の方も多いと思いますが、元・アスキー代表取締役社長で、MSXパソコンの産みの親でもある西和彦氏が、フリー百科事典サイトのWikipedia(ウィキペディア)に登録されているご自身の解説について、本人自らその内容を大幅に削除して物議を醸し出したニュースがありました。Wikipediaのスタッフが本人確認を取ったところ、西さん本人の編集であることが確認できたため、現在では削除された内容が正式な内容として公開されています。

日本のコンピュータ産業において西さんの経歴は偉業と言っても差し支えないほどたいへん重要なものであると思うのですが、それらの情報が辿れなくなるのは残念でなりません(まぁ、履歴を辿れば読めますけど)。しかしこのニュースはMSXユーザーにとって非常に重く受け止めなければならないかもしれません。

MSXの記述も無くなってる!

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2006年5月2日に西和彦氏本人が修正した履歴を見れば一目瞭然、

同年、マイクロソフトアスキーが共同開発した MSX を発表、まとまりのなかった国内規格を統一し、家庭で手軽に使えるようにすることが西の目的だった。しかし、同年登場したファミリーコンピュータに支持を奪われ、人気は次第に下降していった。その後方針の違いでゲイツと別れ、副社長を解任。1987年アスキー代表取締役社長に就任し、自社をもり立てようとするが、経営の多角化が災いして債務超過に陥った。そして1998年、経営不振の責任をとる形で社長職を辞任。

といったMSXに関する一文がまるごと削除されている他、

アスキーの一線からは退いた後も「MSX アソシエーション」の設立に貢献するなど、特に教育分野で活躍している。

の一文に至っては、わざわざ別の解説に差し替えられています。

その後、幾度となくWikipedia住人と西さんとの編集合戦が続くのですが、tnishimさんのはてなダイヤリーLinuxとかperlとかFXとか - 西和彦先生wikipediaに光臨をご覧いただければ分かるように、西さんはMSXに関する記述を意図的に避けています

確か西さんはMSXアソシエーションの理事長だったはずです。公式のMSXエミュレータであるMSXPLAYerは、西さんとXBOXのプロモーションで日本へやってきたビル・ゲイツ氏とのトップ会談で実現したようなものだと聞いています。なのに、なぜ西さんはMSXに関するこれらの解説を自ら削除したのか?

1チップMSXは勿論、プロジェクトEGGi-revoゲーム任天堂Wiiへのバーチャルコンソール参入など、MSXユーザーにとっては嬉しいニュースが続いていただけに、この動きは非常に気を付けなければなりません。もしかして、MSXアソシエーションと西さんとの間で確執が…って、考えすぎですか!?

とかなんとか勝手に深刻になりながら、実は「昔のことなどどうでもいいのでとりあえずざっくり削除」という感じで、単に西さんの気まぐれ或いは西さんのうっかりミスであることを祈っています。

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