10月7日、ジェイケン は au の携帯電話で利用する アニメーション付き の着信メロディ『みるメロ』の配信を開始しました。ケータイで着信した際のアニメ表示はGIFアニメやMMGといった単純なものから ドコモ の iモーション や 着ムービー といったリッチコンテンツまで、みるメロよりも先にいろんなフォーマットが開発されていますが、みるメロはビデオクリップを見ているかのような圧倒的な表示時間を実現しており(見てないで電話に出ろ!と言われるだろうけど)、他の技術とは一線を画しています。
そして僕らが琴線に触れてしまうところと言えば、みるメロの画質。
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ダメだ!もはやSCREEN 5にしか見えない…
みるメロのPCサイト にてサンプルがいくつか公開されていますが、色使いといいドットの大きさといい、これはまさに MSXのSCREEN 5(256×212ドット,16色)で繰り広げられるアニメーションと呼ぶにピッタリの内容。イース2、サーク など往年のMSX2時代のゲームはもちろん、ディスクステーション のBGV、ODS(おづ)の『もにもにシアター』、NVマガジン のスタッフロールなど、MSXのちまちまとしたアニメーション作品を見たことある人ならニヤリとすること受けあい!
容量は100Kバイトで、音楽部分に20〜30Kバイトを割り当て(残りはグラフィックか!)。64和音(Yamaha MA-5)の着メロを再生できるauの携帯端末(10月8日現在11機種)に対応し、月額315円で10曲までダウンロードできるそうです。さっそく僕も試してみるか…ちっ!僕のケータイじゃ動かんか!
んーでも、どういう仕組みでMIDIデータに画像を乗っけて再生してるんだろうか…。仕様が分かるんだったら、例えば DD倶楽部 や ANIMECHA(アニメカ) などで作ったMSX用アニメーションツールのシーケンスデータを用いて、オリジナルの「似非みるメロ」が作れるのではないか…と邪推してみたりしますが、どうなんでしょう?