過激な歌詞と打ち込みサウンドで手当たり次第にコキ降ろす「ヲタポップバンド」として異彩を放ち続ける 天誅 というアーティストを皆さんはご存知ですか?8月末に発表された「ハイエンドオタク・マニアックス」という新曲にて、ついに僕等MSXユーザーも 槍玉に挙げられました。
やっぱり僕らはMSX 最強PCMSX
SCREEN7のスプライト インターレースモード搭載
32KのメインラムターボRはデュアルCPU
MSX3はまだか 俺は待ってるぜ西和彦
MSXが最強なのは 言うまでもない と(いうことに)して、この歌詞は微妙に何か違うだろう!
歌詞中のスペック表記がヘンだ!
歌詞 に散りばめられたキーワードはいかにもMSXらしいものばかりですが、少々ツッコミを入れさせていただきますと…これは、どの時代の MSXを指しているのか?主張したい矛先が複数あるので、どれなの?という。
- 「32KのメインRAM」ならMSX1を指しているので、SCREEN 7は存在しない(MSX1はSCREEN 3まで)。SCREEN 7用のスプライトは言わずもがな。
- 「SCREEN 7」ならMSX2を指しているので、メインRAMは最低でも64KB搭載されている。
- 「ターボRはデュアルCPU」…同時駆動できないCPUはデュアルと呼んでいいのだろうか?
とは言えこんな些細な事でいちいちツッコミ入れるより、MSXがネタとして出てきたこと自体が重要なんですから、叩かれてむしろ喜ぶ立場にならなければ!「俺は待ってるぜ 西和彦」は僕も ネタではなくマジで激しく同意 します。
時代はX68000からMSXへ!?
もともと「〜マニアックス」は1999年に発表された ハイエンドオタク のリメイクであり、今回の「〜マニアックス」の制作にあたり、現代のトレンドを取り込んだ歌詞に変わったそうです。前回はX68000がネタにされていました。2004年になってそれがまさかMSXになろうとは…時代に逆行してない!?
最後に、同じくMSXな歌詞で反応してしまった方々をご紹介。
(敬称略)