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Gigamix Online

懐かしの8bitおもちゃPC「MSX」を骨までしゃぶり尽くそう。MSXの最新ニュース、ブログ、自作ソフトの配布など。

MSXマガジン永久保存版3の企画がスタート

2002年より 年刊(年1回刊行)という超スローペースで発行される8bit専門誌としての地位を固めつつある アスキーMSXマガジン永久保存版 ですが、通巻3冊目となる「…永久保存版3」の企画がスタートしたことを12月6日に発表しました。

関連ページ では、今後のスケジュールやコンテンツの進捗状況がQ&A形式で発表されており、今後も内容が更新される可能性があります。発行は2005年2月頃を予定…ということで、やはり年内の発行は難しかったようですね。1チップMSX との絡みも今回は無さそうだし…って、やはり別売なんですか!?

【12.13 14:00更新】 今後の動向に注目しましょう。…と思っていたら、昼になって大変なニュースが!

公取の見解、1チップMSXが付録にできない!?

全国書店新聞・12月11日号より:

DVD付は定価表示ダメ

日本書籍出版協会日本雑誌協会は12月9日午後、出版会館で合同会員説明会を開催。公取委野口文雄取引課長がCD―ROM付書籍など複合商品の価格表示の問題を中心に1時間あまり説明した。

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野口課長は再販制度の概要、ポイントカード、再販対象商品と非対象商品のセット販売の3項目を順に説明した。このうち、最近増えている複合出版物(セット商品)の価格表記について、野口課長は「再販対象商品は書籍、雑誌、新聞、レコード盤、音楽用テープ、音楽用CDの6品目に限定解釈している。再販商品に玩具、DVDビデオなどの非再販商品を付けて、セットで再販商品として定価で販売することは違法」と指摘。実質は箱のような本を付けたCD―ROM、手帳、日記などに再販商品を意味する「定価」を付ければ問題になると述べた。この場合、「軽微なおまけ」程度ならセット商品とは言えないとし、再販商品の1割程度の金額なら問題がないのではないかとする解釈を示した。

セット商品が問題化したのは、複数の出版社から「セット商品を書店ルートで流したいが、定価表示でよいか」と公取委に問合せがあったのがきっかけ。その際、取次から定価表示を行うよう求められたということで、野口課長は「非対象商品を再販商品として定価で売れと言えば極めて違法。また、希望小売価格と表示することで不利益にされれば、正当とは言えない」などと指摘した。

再販が可能な商品(書籍)に、玩具やDVDビデオなどの 非再販商品をオマケに付けるのは違法 という、公正取引委員会 の見解が出されました。

これを今のMSXシーンに当てはめると、要は 1チップMSXが付録になった「Mマガ増刊号(!?)」が好評につき初版完売したので書店は第2版の発注をかけたいのに、1チップMSXは初版分しか生産していない場合は第2版を売ることができない or 1チップMSXの再生産が完了するまで第2版が出せない 可能性が生まれるので、こんなに融通の利かない「セット書籍」は再販商品に登録できない、書籍の価格表記である「定価」も出せない、よって、こんな商品を定価表記したら違法というわけです。

【12.14更新】アキバBlog さんでも「フィギュア付き書籍」の今後について危惧されていましたので、トラバさせて頂きます。

アキバBlog「「DVD付は定価表示ダメ」だとフィギュア付漫画の定価表示もダメ?」より:

「本の価格の1割まで」というのは、この講演した人だけの考えで、公正取引委員会の見解ではないと思うけど、実際のところ、フィギュア+漫画、と漫画だけの価格を比べると

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という感じなので、明らかにフィギュアの価格は1割を超えている。再販商品としてでなく別の方法で流通できるのであれば、今後もこれまで通りに書店で「初回限定フィギュア付き」を見ることはできそうだけど、定価販売でなくなると、書店で取り扱いがかなり減るような不安もある。

「再販商品の1割程度の金額なら問題がないのではないか」という公取の(個人的な)解釈もありますが、仮に1チップMSXがMマガとセットで発売されることになれば、恐らくその価格(1万円程度の予定)のほとんどは1チップMSXの部品代となり、アスキー としては非常に苦しい言い訳が必要になります。

本なのに「メーカー希望価格」を付けなければならないのか?書店流通のルートを諦めるしか無いのか?復刊Mマガ が雑誌形態でなく、再販制度が適用される「ムック(単行本)」形態で発行されたことが、ここに来て裏目に出てしまいました。1チップMSXは、一体、どうなってしまうのか!?

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