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実はゲームショウに出展していた仁井谷社長

041123famitsu.jpg 現在発売中の『週刊ファミ通』12/3号。ファミ通前編集長でエンターブレイン代表取締役浜村弘一氏による連載コラム「浜村通信」に注目。「ふたつの落ちゲー」と題されたこのコラムでは、浜村氏がゲームショウバンダイブースでコンパイル元社長(現アイキ社長)の仁井谷正充氏に声をかけられたことが書かれている。

 その後は『ぷよぷよ』による大成功と挫折の話に続き、新作『ポチっとにゃ~』の話へ。『ポチにゃ~』の発想の原点は、『ぷよ』が難しすぎたことにあるという。「連鎖」というシステムは初心者にとってはとっつきにくく、限られたプレイヤーしか楽しむことができない。ならば、いっそのこと連鎖をやめて、プレイヤーの好きなタイミングで爆発させるようにすればどうか…?

 これによって、初心者は細かく、上級者は長くつなげて自分なりのプレースタイルが得られる。レベルが違うものどうしの対戦が成り立つようになり、ギャラリーにとっても戦略が分かりやすくなった。仁井谷社長は、これまでとまったく逆のベクトルで自らの『ぷよ』に対する想いに決着をつけたのである。

 最後は、『ぷよ』の嫁ぎ先となったセガの話。セガも同じ悩みを抱えているからこそ、より広いファン層を獲得すべく『ぷよぷよフィーバー』としてリニューアルさせたのである。折しも『ドラえもん』の声優陣交代が明らかとなって世間を騒然とさせているが、世代が変われば当然それに連れて変わるものはあるのだし、世代を越える架け橋となってもらえればいいように思う。

 …と書いてみたのはいいけど、まずは『ポチにゃ~』が売れてくれないことには始まらないですよね。あと、アイキのサイトがまたつながらなくなってます!ちゃんとメンテしてくださ~い!